13│本当に振り子なのか?

実際に振り子で振っている人、どれだけいますか?

ゴルフのレッスンでよく「振り子」と聞くと思います。
振り子だと勘違いしていませんか?

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物体を効率良く動かすために、重要な仕組みがあります。
皆さんも聞いたことがある「てこの原理」です。
その働きを説明するのが「支点・力点・作用点」です。

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そして、ゴルフスイングにおけるどこがどの点にあたるか、きちんと認識・実践していますか?

2つのパターンを出しますので、どちらが正解か考えてみてください。

1.支点や力点はどこ?

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(1)グリップの端が支点

左手は止めて、右手を動かしています。

(2)グリップの端が力点

左手を動かしています。

さて、正解はどちらでしょうか?

正解は………

2.グリップの端が力点

「振り子」と聞くと「1」ですよね。
端が支点で先端が左右にぶらぶらと動いています。
大きな力を使わないと、先端が動きません。
ゴルフスイングになるとこのような非効率的な動かし方をしていませんか?

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正解である「2」のとおり、グリップの端は「力点」です。
グリップの端を動かすことで、わずかなエネルギーでも「先端=クラブヘッド」を大きく動かせます。
つまり、同じエネルギーで動かした場合、「2」の方がクラブヘッドをより速く動かせるということです。

このように、両端を動かしてクラブヘッドを動かす方法を、当サイトでは「シーソー」と呼びます。
「振り子」と言っている人も、ある程度の飛距離が出せる上級者以上であれば必ず「シーソー」で動いています。
ゴルフクラブを効率的に扱うために必須な動きだからです。

逆に、端を「支点」と勘違いした瞬間から、自らの手首で腕で「操作」する飛ばない・再現性のないスイングに陥ってしまいます。

「手元だけハンドファースト」は、もちろんシーソーでもなく振り子ですらない、本当に意味不明な理論であることが分かったでしょうか?
本記事を含め、【ゴルフの本質】を無意識であろうとできているレベルでないと、上達を妨げる【呪いの言葉】です。
そして、そのレベルに達しているアマチュアは圧倒的少数派です。

2.基本はシーソー

人間に限らず、基本動作は振り子ではなく「シーソー」です。

身近な例で言うと、シャープペンシルを持って上下に振るときです。
振り子のように支点を固定すると、棒のように遅めに動きます。
両端を動かすようにすると、大きく速く動きます。
(余談ですが、ふにゃふにゃに見えるのは「ラバー・ペンシル・イリュージョン」という目の錯覚らしいです)

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人間で言うと、骨の端を、それぞれ反対方向に動かします。
ゴルフに限らず、人間が動くとき、つまり骨・関節・筋肉を動かすときの基本動作です。

この「シーソー」は、【ゴルフ動作構造学】の「操法(体の動かし方)」やゴルフクラブの動きで出てきますので必ず覚えておいてください。

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