4点分の働きってコトか!!
───え?逆じゃないの?
と思った方は、スイングが大きく変わる可能性があります。
そもそもなぜ「縦に振る」と思っているのでしょうか?
プロがそう言っているから?
トップでヘッドが上にあるから?
理由が分かっていないのなら、今一度考え直してみましょう。
1.「腕(ヘッド)は縦・体は横」の呪い
「腕(ヘッド)は縦に振る+体を横に回す=合算して斜め」という、【呪いの言葉】に呪われている方が多いと思います。
※画像
重力によってヘッドは落ちようとしています。
更に、縦に動かそうとします。
この強烈なエネルギーを、ただ体を横に回して急激にほぼ直角に変換することは不可能です。
このような方、多いのではないでしょうか?
縦に思い切り振る
↓
ダフる
↓
ダフらせないためには体が起き上がってインパクトするしかない
↓
それを嫌がって手加減して振る or 起き上がらないように試行錯誤するもできない
↓
迷子
最初の「縦に振る」が全ての元凶です。
なぜ体が起き上がるのか?前傾キープができない………と悩んでいる方も多いと思いますが、体のせいではありません。
仮に、前傾をキープしたまま軽くで良いのでゴルフクラブを振ってみると、かなり横振りでないと振れないことが分かります。
では、なぜヘッドは「縦」ではなく「横」なのでしょうか?
「見えない力」から考えてみましょう。
2.ヘッドが横な理由
そもそも、「何を縦に振るか?」という話をしている人の話に、「腕やヘッド」という主語はありますか?
もし主語がない場合は迷子になる危険性がありますので、主語をハッキリさせることが必要です。
正確に言うと、「ヘッドは横・腕を含む体は縦」です。
「腕を縦に使う」というのなら合っていますが、大事なことは「ヘッドは横」です。
では、なぜ「ヘッドは横」なのでしょうか?
(1)スイングアークの勘違い
詳細は【07│スイングアーク】をご覧ください。

(2)見えない力を活用する
ヒントは遠心力にあります。
動画が一番分かりやすいため、動画で解説します。
遠心力を可視化出来るよう、ゴルフクラブに紐をつけて振ってみます。
※動画
シャフトの延長線上にかかると思う方が多いと思いますが、クラブヘッドがない、もしくはテニスのようにシャフトの延長線上にヘッドの重心があれば正解です。
しかし、ゴルフクラブはL字構造、特殊なのです。
その特殊な部分を理解しなければ、野球やテニスと同じように振っていてはナイスショットは打てません。
①ヘッドを縦
縦に使った場合、紐(遠心力)は縦、シャフトの延長線上に伸びます。
ヘッドからすると、先端が下に落ちようとする力が働きます。
いわゆる「トゥダウン(トゥ=ヘッドの先端側が落ちる)」です。
ただでさえ上から下に落としているのでダフりやすいうえに、見えない力で更にトゥダウンしています。
もっと言うと、ゴルフクラブの構造からフェースは開きたがっている方向と同じ方向に力が加わるため、ヘッドが開きながら落ちます。
つまり、本来まともにボールに当てることができないということです………
②ヘッドを横
横に使った場合、紐(遠心力)は横、シャフトではなくヘッドの重心に対して伸びます。
つまり、ヘッドを起こそうとする力・閉じようとする力が働きます。
他記事で触れましたが、ゴルフクラブは寝やすい・開きたがる性質を持っています。
それに対して、「起きる・閉じようとする力」が勝手に働いてくれるのです。
これは普段見えない力なので、信じない・軽くみている人もいるかもしれません。
しかし、この「見えない力」を味方にするか?敵にするか?が上達するかどうかの境目と言っても過言ではありません。

3.体が縦な理由
いわゆる「腰を回せ」=「体は横」をやった場合、アマチュアでよく見る「体全体で横回転してボディターン」です。
一番ダメな動きです。
回るという動き自体はありますが、ゴルフスイングやゴルフクラブのことを無視した動作一直線です。
体は縦に使えます、使います。
腕も縦ぎみに使います。
一般的な表現として聞くのが「瓦割(かわらわり)」「正拳突き」です。
では、「瓦割の動きでゴルフスイングするんですよ」と言われて分かりますか?出来ますか?
その単独の動きも不明確なうえにゴルフスイングに取り入れる………
迷子になるだけです。
実際どこがどう動くのか?動かすのか?
なぜ「腰を回せ」が間違っているのか?
【ゴルフ動作構造学】は迷子にしません。