★全体像
『右脚プッシュ』(抜加重)
足首
1.右脚プッシュ
(1)抜加重
「抜加重」です。
抜重と加重に分けて説明します。
①抜重→後ろから膝カックンをされたときのように、関節周りの筋力を一瞬なくします
②加重→重力によって落ちるので、その力を利用して地面を押して跳ねます

●グラビテト
①抜重→後ろから膝カックンをされたときのように、関節周りの筋力を一瞬なくします
②加重→重力によって落ちるので、その力を利用して地面を押して跳ねます
まずは1つずつ行い、①②の間をなるべく一瞬で行うようにします。
※動画
(2)構造上自然な動き
『右脚プッシュ』にあたって、右脚はアンクルホップのままの動きでは不自然になります。
ついては、ゴルフスイングにおける構造上自然な動きを説明します。
あくまで自然な動きなので、逆の動きも可能です。
①大腿骨後傾(お腹と太ももが近づく)・外旋、大転子下(外)・大腿骨外傾(大腿骨下端が内)(『大転子ストッパー』)
②大腿骨前傾(お腹と太ももが離れる)・内旋、大転子上(内)・大腿骨内傾(大腿骨下端が外)
うわ…!
となるかもしれませんが、今までの復習なので1個ずつ見ていくと分かります。
これは「歩く」「足踏み」も同様であり、下半身の動きの総集編ともいうべき内容です。
上述の動きを左右の脚で交互に行います。
右は①→②、左は②→①です。
ダウンスイング以降は、右②に注目します。
「大腿骨前傾(お腹と太ももが離れる)・内旋、大転子上(内)・大腿骨内傾(大腿骨下端が外)」です。
言い換えると、
・大腿骨前傾(お腹と太ももが離れる)→ヒザが伸びる
・内旋→内に回す
・大転子上(内)・大腿骨内傾(大腿骨下端が外)→足が外へ
となります。
「ヒザが伸びる・内に回す・足が外へ」、この動きが構造上自然な動きです。
※動画
武術での蹴り、つまり最もエネルギーを発揮しやすい人体構造通りの動きということです。
これをゴルフでも活かします。
2.足首
ひたすらシーソーをして動かしていくことで、動かせるようになります。
指がちゃんと動くのは、普段から動かしているからです。
しかし、足首を普段から動かしているでしょうか?
ほとんど動かしていませんよね。
だから動かせないだけです。
目安として、
●しゃがんだときにカカトはちゃんと地面につきますか?
足首が動かないからできないのです。
(1)3種の動き
※動画
手は手首を支点に振り子に動かしがちですが、実際は違います(何度も説明していますよね)。
足は足首が端ではないので、シーソーがある意味わかりやすいと思います。
母指球とカカトがシーソーして動き、その間にある足首が軸のような役割を担います。
これを踏まえたうえで、以下の3種の動きをやりましょう。

●レベル3アンクル
①縦
②横
③斜め
足首を3方向に動かします。
このときももちろんシーソーで動かします。
3つ合体させると、足首が大きく回ります。
ゴルフで使う動きは、①+②と『右脚プッシュ』に必要なのが③です。
(2)①+②の動きをいつ使うのか?
アドレスからフィニッシュまで、左右で使います。
意識していないと思いますが、前傾すると脛骨と足が近づくため、足首を背屈させています。
※画像
横への重心移動や捻転も入るため、②も動くも入ることでスムーズに動かせるようになります。
(3)③の動きをいつ使うのか?
『右脚プッシュ』のときです。
加重のときです。
「③を入れながら、抜加重して、ヒザが伸びる・内に回す・足が外へ」です。
これが真の『右脚プッシュ』です。
靴の中の動きなのでいくら映像を見ても分からない、そして誰も言語化できていない動きです。
※画像
(4)右脚プッシュの方向は?
方向もかなり重要です。
特に今まで右ひざが前に出ていた方は、今までと違う動きなので慣れるまで大変だと思います。
もちろん、ここでもシーソーです。
大腿骨が前傾するシーソーです。
それとともに脛骨もシーソーします。
※動画
※画像
全く方向が違いますね。
これだけで右腰やひざが前に出なくなる方も多いと思います。
【寛骨縦回転】でもお伝えしましたが、『右脚プッシュ』によって「押し込む」ことができます。
※動画
このときに、体全体が同じ方向に動くのではなく、反対方向に反発して動くことが重要です。
腕と骨盤で反対方向………つまり、いわゆる「腰の逆回転」がより発生します。
「背骨の解放」と「右手の押し込み」とともに『右脚プッシュ』によりクラブヘッドが更にフォロー側に出ています。
クラブヘッドが動くということは運動量が増える、ヘッドスピードが上がる、そしてインパクト時の押し込みなので当たり負けせず初速が上がるということです。
★習得チェック(レベル10)
今までの動きがOKで、かつこのレベルもOKなら完成です。
●フルスイングへ
(1)フィニッシュへ
習得チェックのフィニッシュはフルスイング時のフォローにあたりますので、それ以降は右肘が曲がっていくとフィニッシュになります。
ここの動きはなんでやねんを継続しているのはもちろんのこと、どう右肘を畳むかによっても見え方が変わりますので、それで自分なりに格好良く見えるようにするのも良いでしょう。
(2)習得チェックからフルスイング
今までず~っと、徐々にスピードを上げるように言ってきましたが、いわゆるフルスイングは初めてここで挑戦できます。
動きはもちろん同じです。
習得チェックでは回転の力を意図的に抑えていた部分がありますが、フルスイングは解放してOKです。
といっても、当たり前ですが、ゴルフ動作構造学を体得する前のような腰の横回転ではありません。
なんでやねん後、右脚プッシュによる回転しようとする力を解放するということです。
最初は、習得チェック→一瞬止まってフルスイングのフィニッシュへ、という動きになるかもしれませんが、それでも構いません。
正直、フルスイングは必須ではないですし、習得チェックでも充分です。
とにかくいつでも再現できる方法でスイングしましょう。
最後に。
●体の土台は「半身リバース」
●クラブと体の唯一の接点「グリップ」
●体とゴルフクラブを繋ぐ「肩甲骨ハンガー」
●スイングは「中手骨頭シーソー(縦横)」と「雑巾腕」
●全ては入射=「インパクト」
●インパクトのための「ダウンスイング」
●ダウンスイングのための「TBS」
●背骨以外の「肩甲骨」「鎖骨」「寛骨」「大腿骨」「足首」など
●「習得チェック」で自分自身でできているか確認する
全てが繋がっていて、全てが必要な動きです。
1つでも多くの「曖昧な表現」「動作が不正確」なゴルフ界の【呪いの言葉】を駆逐したいと思い、また、1人でも多くの方が上達できるように書き上げました。
なるべくシンプルに分かりやすくまとめたつもりですが、伝わったでしょうか?
もし、この部分が分からない等がありましたらお申し付けください。
記事は随時加筆修正をしていきますので、多くの方に分かりやすい表現にしていきたいと思っています。
誠に、ご購読ありがとうございました。