01│全ては「入射」

体の動かし方より先に理解すべきもの

体の動かし方、ヘッドスピード、飛距離。
YouTubeや記事を見れば、ゴルフの情報はいくらでも出てきます。

しかし、「そもそもゴルフは何をやっているスポーツなのか」。
ここを正面から扱っているものは、ほとんどありません。

ゴルフは、ボールを打ち、カップに入れるまでの打数を競うスポーツです。
では、そのボールはどうやって飛んでいるのか?

この問いを曖昧にしたまま体の動かし方や見た目の話をしても、上達は遠回りになります。

なぜ疑問は尽きないのか?

●なぜ言っていることが人によって違うのか?
●なぜプロの真似をしても上手くいかないのか?
●なぜスライスが出るのか?
●なぜ直そうとしたらもっと酷いスライスになるのか?

これらはすべて、「ゴルフの本質」を理解していないことから生まれる疑問です。

先に結論を言います。

Q.ゴルフの本質は何か?

A.「入射」です

入射とは、簡単に言うと

クラブヘッドがどうボールに当たったか?

クラブヘッドがボールに当たらない限り、ボールは飛んでいきません。
クラブヘッドを操るのがプレイヤーです。
言い換えれば、プレイヤーがどうやってクラブヘッドをボールに当てるかが全てです。

入射の構造と結果

(1)入射を構成するもの

・クラブヘッドの速度
・クラブヘッドの進行方向(上下・左右)
・クラブフェースの向き(上下・左右)
・クラブフェース上のボールの打点  など

(2)入射によって生まれるもの

・ボールの初速
・ボールの打ち出し方向・角度
・ボールのスピン量・スピン軸
・ボールの弾道
・ボールの飛距離  など

これは全て、クラブヘッドとボールの話だけです。
体に関する「グリップスピード」「回転スピード」「形の綺麗さ」などではありません。

ゴルフスイング理論の正体

世の中にあるゴルフスイング理論は、本来すべて「クラブヘッドをボールにどう当てたいか」=「入射をどうしたいか」、この一点に集約されます。

●ゴルフクラブを無視して体を動かす
●プロの見様見真似をする
●格好良い形を作る  など

それらが入射と結びついていないのであれば、どれだけ頑張っても遠回りです。

あなたが見ているレッスン動画は、その動作によってクラブヘッドがどう動き、入射がどう変わるのかまで説明していますか?
あなた自身は、自分のスイングで何が起きているのか、どこまで具体的に説明できますか?

時間は有限です。
本当に上手くなるか分からない理論、なれたとしても時間がかかりすぎる理論は、あなたにとって必要でしょうか?

本質を知ると何が変わるのか

なぜその結果が出たのか。
それが分からなければ、再現も修正もできません。

しかし、本質=入射を理解していれば

●なぜそうなったのかを理解できる
●狙った結果を出すために必要な入射が分かる
●その入射を実現するための動作を考えられる

という流れが成立します。

この先の記事では、「入射」という本質を軸に、知識として理解し、体で実践し、最終的には体の構造によって自然とスイングを再現できる状態を目指していきます。

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