15│飛ばすじゃなくて止める

ヘッド軌道(プレーン)は常に頭に

ゴルフといえば飛距離!
飛ばすんだ!
という方には頭が痛いかもしれませんが、ゴルフは「飛ばすじゃなくて止める」です。

なぜ「止める」なのか、どうやったら「止まる」のかを説明していきます。

1.なぜ「止める」なのか?

これは分かりやすいと思いますが、カップにボールをより少ない数で入れる競技です。
次の1打がより簡単なところになるように逆算して打っていける方が有利です。
ということは、狙ったところにボールを止められる技術がある人の方が有利です。

では、カツーン!とトップで狙ってところにボールを止められますか?

低い弾道でよく転がるように打っても、地面の影響を受けるため計算ができません。
しかし、グリーンに直接落とすなど、なるべく転がらないようにできれば計算しやすいです。
(ドライバーはアイアンほど厳密ではなくとも成立しますし、ランをある程度出して飛距離を稼ぐものなので、目的と程度の問題です。)

ラン込みのトータルの飛距離ではなく、キャリーがいくつか?ランが少ないか?ということに注目してください。

2.どうやったら「止まる」のか?

止まる2大要素は
①落下角度
②バックスピン量

ランニングアプローチ(低弾道)とロブショット(高弾道)を比較すると分かりやすいです。

①落下角度
ランニングアプローチは落下角度が浅いので、前に前に転がっていきます。
一方、ロブショットは落下角度が深いので、転がらずに止まりやすいです。

②バックスピン量
バックスピン量が少ないランニングアプローチでは、そのままコロコロと転がっていってしまいます。
バックスピン量が多いランニングアプローチでは、スピンが効いて数バウンド後に止まります。
ロブショットも同様で、バックスピン量が多ければ戻ってくることもあります。

ショットで言うならば、飛距離を出すために
●ある程度低い打ち出し
●初速が高い
●ある程度のスピン量
が必要であり、更に

●落下角度が深い
●スピン量が多い

と止まりやすくなります。

測定機によっても変わるのであくまで目安ですが、以下のラインを目指しましょう。

・落下角度が深い→着地角45度以上
・スピン量が多い→アイアンの番手×800

ロフト角が大きいクラブほど打ち出し角度が高く、落下角度も深くなりやすいです。
そのため、7番アイアンよりSWの方が落下角度は深くなりやすいです。
レベルや目標によって異なりますが、目安として「7番アイアンで45度以上」を目指しましょう。

スピン量は、7番アイアンなら×800=5,600、PWなら10番アイアンとみなして×800=8,000です。

Youtubeなどで、飛距離自慢や「15分でアイアンが+20yd!」などと見かけるかと思いますが、ラン込みの総飛距離を見て飛んだ!
でも実は低いうえに低スピン=止まらない、なんてことがあります。
止まらないということは、ゴルフになりません。
こんなものを「すげー!」と思わないようにしましょう。

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